Procede de synthese des films cinematographiques
专利摘要:
公开号:WO1991014337A1 申请号:PCT/JP1991/000342 申请日:1991-03-13 公开日:1991-09-19 发明作者:Yoshio Ozaki;John Galt;Tomio Omata 申请人:Sony Corporation; IPC主号:H04N5-00
专利说明:
[0001] 明 細 書 発明の名称 [0002] 映画フィルム合成方法 技術分野 [0003] 本発明は映画フィルム合成方法に関し、 例えば前景画像を撮影した映画フ ィルム及び後景画像を撮影した映画フィルムを合成する場合に適用して好適 なものである。 竟技 [0004] 従来映画製作においては、 例えば風景等の後景画像を撮影した映画フィル ム (以下、 バックグランドフィルムと呼ぶ) に、 例えば家屋等を別途撮影し た前景画像の映画フィルム (以下、 フォアグランドフィルムと呼ぶ) に重合 わせる際、 光学的手法によるフィルム合成方法が用いられていた。 [0005] この方法では、 まずフォアグランドフィルムを用いて、 その前景以外を覆 うパターンでなる映画フィルム (以下これをメスマスクフィルムと呼ぶ) を 光学的に作成する。 [0006] また続いてこのメスマスクフィルムを光学的に反転することにより、 バッ クグランドフィルムにおいてフォアグランドフィルムの前景に対応する部分 を覆うマスクパターンを有する映画フィルム (以下これをォスマスクフィル ムと呼ぶ) を作成する。 [0007] これにより生フィルムにフォアグランドフィルム及びメスマスクフィルム を重合わせて得られる前景のみの潜像と、 バックグランドフィルム及びォス マスクフィルムを重合わせて得られる前景部分のない後景の潜像とを二重露 光する。 [0008] このようにしてフォアグランドフィルム及びバックグランドフィルムを光 学的に合成して、 後景画像に前景画像を重合わせた映画フィルムを作成する ようになされている。 [0009] ところでかかる光学的手法によるフィルム合成方法では、 マスクフィルム や中間フィルムを種々作成しこれらを光学的に合成するため複雑な作業工程 が必要とされる。 [0010] またマスクフィルムや中間フィルムの作成等における中間処理作業では、 最終的な仕上り結果を予測することが困難であり、 実際上短時間で予想した 仕上がりを得るためには高度な熟練技術が必要とされる。 [0011] このため従来映画フィルムをテレシネして高品位テレビジョン信号 (HD TV) でなるビデオ信号に変換してビデオ信号上で電気的に画像合成し、 こ の結果得られる合成ビデオ信号を電子ビーム録画装置でフィルム上に録画す ることにより、 フォアグランドフィルム及びバックダランドフィルムを合成 して、 後景画像に前景画像を重合わせた合成映画フィルムを作成するように なされている。 [0012] すなわち第 9図に示すように後景画像 P I CBKを撮影したバックグランド フィルム FBKは、 テレシネ装置 1 Aを通じてビデオ信号に変換され、 この結 果バックダランドビデオ信号 VDBKが録画されたビデオテープ TBKが作成さ れる。 [0013] また前景画像 P I CFRがいわゆるブルーバック BBKで撮影されたフォアグ ランドフィルム FFRは、 テレシネ装置 1 Bを通じてビデオ信号に変換され、 この結果フォアグランドビデオ信号 VDFRが録画されたビデオテープ TFRが 作成される。 [0014] このようにして得られるビデオテープ TBK及び TFRは、 それぞれ再生用ビ デォテープレコーダ (VTR) で同時に再生され、 この結果得られるバック グランドビデオ信号 VDBK、 フォアグランドビデオ信号 VDFRがラインクロ マキ一構成のビデオ信号合成装置 2に入力される。 [0015] このビデオ信号合成装置 2はマスク信号発生器 3及びスィッチ回路 4より 構成されており、 バックグランドビデオ信号 VDBK及びフォアグランドビデ ォ信号 VDFRがスィッチ回路 4の第 1及び第 2の入力端 a及び bに入力され る。 [0016] またフォアグランドビデオ信号 VDFRは、 これに加えてマスク信号発生器 3に入力され、 この結果マスク信号発生器 3はフォアグランドフィルム FFK のブルーバック BBK部分以外をマスクするォスマスク信号 SMMSKを発生し、 これをスィッチ回路 4の切換制御信号として入力する。 [0017] このスィツチ回路 4はバックグランドビデオ信号 V DBK及びフォアグラン ドビデオ信号 VDFRの 1ライン間で、 ォスマスク信号 SMMSKに応じて第 1及 び第 2の入力端 a及び bが選択制御され、 この結果出力端 cを通じて得られ る合成ビデオ信号 VDWAを VTRで録画することによりビデオテープ TWAが 作成される。 , [0018] このビデオテープ TWAは電子ビーム録画装置 5で電子ビーム録画に応じて 低速度再生され、 これにより合成ビデオ信号 VDWAが生フィルム上に電子ビ ーム録画される。 [0019] かく してバックダランドフィルム FFR及びフォアグランドフィルム FBKを 合成して、 後景画像 P I CBKに前景画像 P I CFRを重合わせた合成映画フィ ルム FWAを作成し得るようになされている。 [0020] ところで上述のようにビデオ信号合成処理の手法を用いて映画フィルムを 合成する場合には、 バックグランドフィルム F FR及びフォアグランドフィル ム FBKを、 それぞれビデオ信号 VDFR及び VDBKに変換する必要がある。 このため VTRの帯域制限等の関係によって、 最終的に得られる合成映画 フィルム FWAの画質が元になる映画フィルム FFR及び FBKの画質に比較して 劣化する問題があった。 [0021] この問題を解決するため、 前景画像 P I CFRを撮影してなるフォアグラン ドフィルム FBKのみをフォアグランドビデオ信号 VDFRに変換して所定のビ デォ信号処理し、 これにより解像度や発色等フィルム合成上の利点を残すよ うにした映画フィルム合成方法が考えられる。 [0022] この場合にはフォアグランドビデオ信号 VDFRを用いてビデオ信号合成処 理の手法でマスク信号を発生し、 これを電子ビーム録画装置でフィルム上に 録画することにより、 フィルム合成作業で最も手間と熟練を要するマスクフ ィルムの作成を容易に実現し得るようになされている。 [0023] すなわち第 9図との対応部分に同一符号を付した第 1 0図に示すように、 フォアグランドフィルム F FRがテレシネ装置 1 Bを通じてビデオ信号に変換 され、 この結果得られるフォアグランドビデオ信号 VDFRを VTRで録画す ることによりビデオテープ TFRが作成される。 [0024] このビデオテープ TFRは第 1の電子ビーム録画装置 5 Aで電子ビーム録画 に応じて低速度再生されると共に反転カラ一合成され、 これによりフォアグ ランドビデオ信号 VDFRがフィルム上に電子ビーム録画され、 かく してフォ ァグランドフィルム F FRに対応したポジ像でなる第 2のフォアグランドフィ ルム FFR1 が録画される。 [0025] またこれとは別にこのビデオテープ T FRを V T Rで再生し、 この結果得ら れるフォアグランドビデオ信号 V D F Rが上述したビデォ信号合成装置 2のマ スク信号発生器 3に入力される。 [0026] これによりマスク信号発生器 3はフォアグランドフィルム FFRのブルーバ ック BBK部分以外をマスクするォスマスク信号 SMMSKを発生し、 これを VT Rで録画することによりォスマスクビデオ信号 VDMMSKを録画したビデオテ ープ T MMSKが作成される。 [0027] このビデオテープ TMMSKは、 第 2の電子ビーム録画装置 5 Bで電子ビーム 録画に応じて低速度再生されると共に白黒合成され、 これによりォスマスク ビデオ信号 V DMMSKがフィルム上に電子ビーム録画され、 かく してォスマス クフィルム F HMSKが録画される。 [0028] またこのォスマスクフィルム FMMSKと白黒生フィルムを重合わせて露光し、 これを現像することにより、 ォスマスクフィルム FMMSKを反転してなるメス マスクフィルム FFMSKが作成される。 [0029] これによりこのフィルム合成方法では、 メイ ンプロジェクタ及びフィルム カメラで構成されたいわゆるォプチカルプリ ンタを用いて、 まずフォアグラ ンドフィルム FFR1 及びメスマスクフィルム FFMSKをバイパックと呼ばれる 2段重ねマガジンで重合わせてメィ ンプロジェクタに掛け、 これをフィルム カメラのネガフィルム上に露光する。 [0030] 続いて、 このフィルムカメラのネガフィルムを巻き戻した後.、 バックグラ ンドフィルム FBK及びォスマスクフィルム FMMSKをバイパックでメイ ンプロ ジェクタに掛け、 再度フィルムカメラのネガフィルム上に露光する。 [0031] なおこの場合、 ォプチカルプリ ンタに代えて 2台のビームスプリッタを有 するいわゆるエリアルプリンタを用いれば、 上述の作業を一度の露光で実現 できる。 [0032] いずれの場合もこのようにして、 フォアグランドフィルム FFR1 及びメス マスクフィルム FFMSKを重合わせて得られる第 1の潜像 I L1と、 バックダラ ンドフィルム FBK及びォスマスクフィルム FMMSKを重合わせて得られる第 2 の潜像 I L2とを二重露光することにより、 これを現像してバックグランドフ イルム FBK及びフォアグランドフィルム FFRを合成し、 後景画像 P I CBKに 前景画像 P I CFRを重合わせた合成映画フィルム FWA1 を作成し得るように なされている。 [0033] このようにして得られる合成映画フィルム FWA1 と、 上述し ようにバッ クグランドフィルム FBK及びフォアグランドフィルム FFRの双方のビデオ信 号 V DBK及び V DFRをビデオ信号合成処理して得られる合成映画フィルム F WAとを比較すると、 バックグランドフィルム F BKは V T Rの帯域制限による 制約を受けずに最終合成画像に変換し得、 マスクフィルム F «MSK及び F FHSX を作成するための手間は必要とされるが、 その分高画質な合成映画フィルム FWA1 を作成し得る。 [0034] ところが実際上このような映画フィルム合成方法の場合、 電子ビーム録画 によって第 2のフォアグランドフィルム FFRi を作成するタイミングと、 ォ スマスクフィルム FMMSKを作成するタイミングとが異なるため、 電子ビーム 録画装置の特性が微妙に変化し、 この結果合成映画フィルム FWfll の画像位 置や寸法にずれが生じ、 結局極めて厳密な重合わせを要求されるフィルム合 成精度を満足することができない問題があった。 [0035] なお、 電子ビーム録画装置の特性は、 偏向ヨークの温度上昇や偏向ドライ ブ画路のドリフト又は電子ビーム電極の真空度の差等によって変化する。 発明の開示 [0036] 本発明は以上の点を考慮してなされたもので、 第 1の画像を撮影した第 1 の映画フィルムをビデオ信号処理してフィルム合成作業用フィルムを作成し、 第 1の映画フィルム及び第 2の画像を撮影した第 2の映画フィルムを高い精 度で合成し得る映画フィルム合成方法を提案しょうとするものである。 [0037] かかる課題を解決するため本発明においては、 第 1の画像 P I CFRが撮影 された第 1の映画フィルム FFR及び第 2の画像 P I CBKが撮影された第 2の 映画フィルム FBKを合成する際に、 第 1の映画フィルム FFRをビデオ信号 V DFRに変換し、 そのビデオ信号 V DFRについて所定のビデオ信号処理してフ ィルム合成作業に必要な中間フィルム F FR1。及びマスクフィルム FMMSK1 、 FFMSK I 、 F sMMSKi. FSFMSK1を作成し、 第 2の映画フィルム FBK及びマス クフィルム F HMSK 1 、 SMMS 1を重合せて得られる第 1の潜像 I 。 を所定 の生フィルム上に露光し、 その生フィルム上に中間フィルム FFH1。及びマス クフィルム F FMSK 1 、 SFMSK1を重合せて得られる第 2の潜像 を露光 して生フィルムを現像するようにする。 [0038] 第 1の映画フィルム FFRをビデオ信号 V DFRに変換して所定のビデオ信号 処理して、 フィルム合成作業に必要な中間フィルム FR1。 及びマスクフィル ム F MMSK1 、 FMSK 1 、 SMMSK1、 SFHSK1を作成し、 生フィルム上に第 2 の映画フィルム FBK及びマスクフィルム F MMSK 1 、 SHMSK 1を重合せて得 られる潜像 I L10 と、 中間フィルム FFR10及びマスクフィルム FFMSK1 、 F SFMSK1を重合せて得られる潜像 Iい, とを二重露光して現像するようにした ことにより、 高い精度で第 1の映画フィルム FFR及び第 2の映画フィルム F BKを合成して第 1の画像 P I CFRに第 2の画像 P I CBKを重合わせた合成映 画フィルム FWA1。を容易に作成し得る。 図面の簡単な説明 [0039] 第 1図は本発明による映画フィルム合成方法の第 1の実施例を示すブロッ ク図である。 [0040] 第 2図はそのフィルム合成処理の説明に供する略線図である。 [0041] 第 3図は本発明による映画フィルム合成方法の第 2の実施例を示すブ口ッ ク図である。 [0042] 第 4図はそのフィルム合成処理の説明に供する略線図である。 第 5図は本発明による映画フィルム合成方法の第 3の実施例を示すブ口ッ ク図である。 [0043] 第 6図はそのフィルム合成処理の説明に供する略線図である。 [0044] 第 7図は本発明による映画フィルム合成方法の第 4の実施例を示すブ口ッ ク図である。 [0045] 第 8図はそのフィルム合成処理の説明に供する略線図である。 [0046] 第 9図及び第 1 0図は従来の映画フィルム合成方法の説明に供する略線図 である。 発明を実施するための最良の形態 [0047] 以下図面について、 本発明の一実施例を詳述する。 [0048] ( 1 ) 第 1の実施例 [0049] 第 1 0図との対応部分に同一符号を付した第 1図において、 1 0は全体と して第 1の実施例の映画フィルム合成方法を実行するビデオ信号処理装置を 示し、 まずフォアグランドビデオ信号 VDFRが録画されたビデオテープ TFH が第 1の再生用 VTR 1 1 Aで再生され、 この結果得られるフォアグランド ビデオ信号 VDFRが、 スィッチ回路 1 2の第 1の入力端 aに入力され、 その 出力端 cを通じて編集録画用 VTR 1 3に入力される。 [0050] 同様にォスマスク信号 SMMSKが録画されたビデオテープ TMMSKが第 2の再 生用 VTR 1 1 Bで再生され、 この結果得られるォスマスクビデオ信号 V D MMSKが、 スィッチ回路 1 2の第 2の入力端 bに入力され、 その出力端 cを通 じて編集録画用 VTR 1 3に入力される。 [0051] この編集録画用 VTR 1 3からはビデオ信号の 1フレーム毎のタイ ミング でなるフレームパルス PFRM。が VTR制御画路 1 4に送出され、 この結果 V TR制御回路 1 4は第 1及び第 2の再生用 VTR 1 1 A及び 1 1 Bに対して、 1フレーム毎交互に再生及び停止動作を実行する V T R制御信号 C N T V ,及 び CNTV2を送出する。 [0052] さらに VTR制御回路 1 4はこれと共にスィッチ回路 1 2に対して 1フレ ーム毎に再生中の VTR 1 1 A又は 1 1 B側の第 1又は第 2の入力端 a又は bを選択するスィッチ切換信号 CNTSW。 を送出し、 このようにして編集録 画用 VTR 1 3は第 1及び第 2の再生用 VTR 1 1 A及び 1 1 Bから送出さ れるビデオ信号について、 いわゆる ABロール編集を実行し、 これにより 1 フレーム毎交互にフォアグランドビデオ信号 V DFR及びォスマスクビデオ信 号 VDMMSKが繰り返される合成ビデオ信号 VDFRMMが録画されたビデオテー プ T FRMMが形成される。 [0053] このビデオテープ TFRMHは電子ビーム録画に応じた低速度再生用 VTR 1 5で再生され、 この結果得られる 3色分のビデオ信号 V DR 、 V DG 及び V DB の内、 赤色ビデオ信号 VDR が第 1の遅延回路 1 6 Aを通じて所定分遅 延され、 電子ビーム録画装置 1 7の赤色入力端 Rに入力される。 [0054] また緑色ビデオ信号 VDc は第 1のスィッチ回路 1 8 Aの入力端 aに入力 される。 この第 1のスィツチ回路 1 8 Aにおいてはスィツチ制御信号 C NT SW1 の制御に応じて第 1又は第 2の出力端 b又は cが選択され、 この結果、 綠色ビデオ信号 VDe が第 2の遅延画路 1 6 B又は反転増幅回路 1 9に入力 され、 各出力信号が第 1のスィッチ回路 1 8 Aと連動して第 1又は第 2の入 力端 a又は bを選択する第 2のスィッチ回路 2 O Aの出力端 cを通じて、 電 子ビーム録画装置 1 7の緑色入力端 Gに入力される。 [0055] さらに青色ビデオ信号 V DB は第 3のスィッチ回路 1 8 Bの入力端 aに入 力される。 この第 3のスィツチ回路 1 8 Bにおいてはスィツチ制御信号 CN TSW1 の制御に応じて第 1又は第 2の出力端 b又は cが選択され、 この結果 青色ビデオ信号 VDB が第 3の遅延回路 1 6 C又はソフトエッジ作成回路 2 1に入力され、 各出力信号が第 3のスィッチ回路 1 8 Bと連動して第 1又は 第 2の入力端 a又は bを選択する第 4のスィッチ回路 20 Bの出力端 cを通 じて、 電子ビーム録画装置 1 7の青色入力端 Bに入力される。 [0056] ここで低速度再生用 VTR 1 5からは低速度再生ビデオ信号の 1フレーム 毎のタイ ミングでなるフレームパルス PFRM1がスィツチ信号発生画路 22に 入力されている。 [0057] この結果、 スィッチ信号発生回路 2 2は、 3フレーム分毎に値が切換わる スィッチ制御信号 CNTSW1 を送出し、 これにより合成ビデオ信号 VDFRMM のうちフォアグランドビデオ信号 VDFRに対応した 3色分のビデオ信号 VD R、 VDG 及び VDB が出力される 3フレーム分の期間の間、 第 1、 第 3の スィツチ回路 1 8 A、 1 8 Bの第 1の出力端 b及び第 2、 第 4のスィッチ回 路 20 A、 20 Bの第 1の入力端 aが選択され、 逆にォスマスクビデオ信号 VDMMSKに対応した 3色分のビデオ信号 VDR、 VDc 及び VDB が出力さ れる 3フレーム分の期間の簡、 第 1、 第 3のスィッチ面路 1 8 A、 1 8 Bの 第 2の出力端 c及び第 2、 第 4のスィッチ回路 20 A、 2 O Bの第 2の入力 端 bが選択される。 [0058] なお遅延面路 1 6 A〜1 6 Cの遅延時間は、 ビデオ信号 V DG 及び V DB が反転増幅器 1 9及びソフ トエッジ作成回路 2 1を通過する時間と等しい遅 延時間を有し、 これにより電子ビーム録画装置 1 7の赤色入力端 R、 緑色入 力端 G及び青色入力端 Bにそれぞれ入力される 3色分のビデオ信号 VDK、 V DG 及び VDb の時間合わせを行うようになされている。 [0059] このようにして電子ビーム録画装置 1 7の赤色入力端 R、 緑色入力端 G及 び青色入力端 Bには、 フォアグランドビデオ信号 V D FRに対応した 3色分の ビデオ信号 V DR、 V DG 、 V DB と、 ォスマスクビデオ信号 V DMMSK、 ォ スマスクビデオ信号 VDMHSKを反転したメスマスクビデオ信号 VDFMSK及び ォスマスクビデオ信号 V DMMSKの輪郭をぼかしたソフトォスマスクビデオ信 号 V DSMMSK とが順次交互に入力される。 [0060] これにより、 電子ビーム録画装置 1 7は赤色入力端 R、 緑色入力端 G及び 青色入力端 Bに順次入力されるビデオ信号 V DR 、 V DG 、 V DB 、 VD„M SK、 VD V D を白黒フィルムに録画し、 これにより合成作業用 フィルム F 10を形成する。 [0061] なお第 2図に示すように、 実際上この合成作業用フィルム F ,。には、 赤色 成分、 緑色成分及び青色成分に対応する白黒フォアグランドフィルム FFRR 、 [0062] FFRG 、 FFRB 、 メスマスクフィルム FFMSKQ 、 ォスマスクフィルム FMMSK 。 、 ソフ トメスマスクフィルム FSFMSK が順次 6駒毎に録画されている。 この実施例の映画フィルム合成方法の場合、 このようにして得られる合成 作業用フィルム F ,。中の白黒フォアグランドフィルム FFRR 、 FFRG FFR [0063] B は、 それぞれ対応する赤色、 緑色及び青色フィルタを通じて 1駒の反転力 ラーフィルムに合成露光され、 これによりブルーバックにボジ像でなるフォ ァグランドフィルム FFR10が形成される。 [0064] また同様に合成作業用フィルム F 10のメスマスクフィルム FFMSK。 、 ォス マスクフィルム F 、 ソフ トメスマスクフィルム F について、 上 述したォブチカルブリンタを 6駒単位のスキップモードで動作させ、 それぞ れ白黒フィルムに反転して焼き付けることにより、 ォスマスクフィルム FMM sKj 、 メスマスクフィルム FFMSK1 及びソフ トォスマスクフィルム F SMMSK1 が形成される。 [0065] さらにこのソフ トォスマスクフィルム FSMMSK1について白黒フィルムを密 着焼き付けすることにより、 ソフ トォスマスクフィルム FSMMSK1を白黒反転 してなるソフ トメスマスクフィルム FSFMSK1が形成される。 [0066] これによりこの映画フィルム合成方法では、 まずバックグランドフィルム FBKをメインプロジェクタに掛け、 ォスマスクフィルム FMMSK1 及びソフ ト ォスマスクフィルム FSMMSK1をバイパックで重合わせてエリアルプロジェク タに掛けて、 カラーネガフィルムを装塡したカメラで撮影し、 これにより潜 像 I 。 が露光される。 [0067] 続いてフォアグランドフィルム FFR10をメインプロジェクタに掛け、 ォス マスクフィルム FFMSK1 及びソフ トメスマスクフィルム FSFMSK1をバイパッ クで重合わせてエリアルプロジェクタに掛けて、 これを潜像 Iい。 が露光さ れたカラーネガフィルムを巻き戻して装塡したカメラで撮影する。 [0068] この結果潜像 I L10 上に潜像 Iい, が二重露光され、 これを現像すること により、 バックグランドフィルム FBK及びフォアグランドフィルム FFRを合 成し、 後景画像 P I CBKに前景画像 P I CFRを重合わせた合成映画フィルム FWA1。を作成し得るようになされている。 [0069] ここでこのようにして得られる合成映画フィルム FWA10と、 第 9図につい て上述した合成映画フィルム F WAとを比較した場合、 バックグランドフィル ム FFRは VTRの帯域制限の制約を受けずに最終合成画像に変換し得、 マス クフィルム FMMSK1 及び FFMSK1 、 ソフ トマスクフィルム FSMMSK1及び FSF HSK1を作成するための手間は必要とされるが、 その分高画質な合成映画フィ ルム FWA10を作成し得る。 [0070] またこの合成映画フィルム FWAI0と、 第 1 0図について上述した合成映画 フィルム FWA1 とを比較した場合、 電子ビーム録画によって合成作業用フィ ルム F 10中にフォアグランドフィルム FFR10の元になる白黒フォアグランド フィルム FFRR 、 FFRG 及び Ffrb と、 フィルム合成作業用のォスマスクフ イルム FMMSK1 、 メスマスクフィルム FFMSK1 及びソフ トォスマスクフィル ム F SMMS 1の兀 メスマスク ノイノレム t FMSKO ヽ ォスマスクフィルム F MMSK0 、 ソフ トメスマスクフィルム F SFMSK とを同時に録画することができ る。 [0071] これにより電子ビーム録画装置 1 7の録画時点の相違による特性の変化の 影響を未然に防止し得かくして画像位置や寸法ずれのない合成映画フィルム FWA1。を得ることができる。 [0072] さらにこの合成映画フィルム FWA1。の場合、 フォアグランドビデオ信号 V DFRより得られるォスマスクビデオ信号 V DMMSKについて、 ビデオ信号処理 してソフトメスマスクビデオ信号 VDSFMSK を作成し、 これを電子ビーム録 画してソフトマスクフィルム F SMMSKIN SFMSK 1を得るようにしたことによ り、 光学的手法では実現が極めて困難なソフトマスクフィルムを容易に作成 することができる。 [0073] またこれを用いてフィルム合成処理を行うようにしたことにより、 後景画 像? I cBK及び前景画像 P I CFRの境界部分に不自然さが存在する場合にも これを有効に除去して、 一段と自然な合成画像を得るようになされている。 以上の方法によれば、 フォアグランドフィルム FFRをテレシネしてフォア グランドビデオ信号 VDFRに変換し、 当該フォアグランドビデオ信号 VDFR 及びこれにより得られるォスマスクビデオ信号 V DMMSKとを所定のビデオ信 号処理して、 フィルム合成作業用のフォアグランドフィルム FFR1。の元にな る白黒フォアグランドフィルム F FRR、 Γ FRG 及び F FRB と、 ォスマスクフ イルム FMMSK1 、 メスマスクフィルム FFMSK1 及びソフ トォスマスクフィル ム F SMMSK 1の元になるメスマスクフィルム F FMSKO 、 ォスマスクフィルム F [0074] MMSKO 、 ソフトメスマスクフィルム F SFMSK0とを同時に電子ビーム録画し、 バックダランドフィルム FFR、 ォスマスクフィルム FMMSK1 及びソフ トォス マスクフィルム FSMMSK1を重合わせて得られる潜像 I L10 と、 フォアグラン ドフィルム FFR10、 メスマスクフィルム FFMSK1 及びソフ トメスマスクフィ ルム FSFMSKiを重合わせて得られる潜像 I L11 とを二重露光するようにした ことにより、 高い精度かつ不自然さを有効に除ましてバックグランドフィル ム FFR及びフォアグランドフィルム FBKを合成して後景画像 P I CBKに前景 画像 P I CFRを重合わせた合成映画フィルム FWA1。を作成し得る映画フィル ム合成方法を実現できる。 [0075] (2 ) 第 2の実施例 [0076] 第 1図との対応部分に同一符号を付した第 3図において、 30は全体とし て第 2の実施例の映画フィルム合成方法を実行するビデオ信号処理装置を示 し、 フォアグランドビデオ信号 VDFRが録画されたビデオテープ TFRが再生 用 VTR 3 1で再生され、 ビデオ信号処理回路 32に入力される。 [0077] このビデオ信号処理回路 3 2はクロマキ一を含んでなり、 フォアグランド ビデオ信号 VDFBの 1フレーム毎にフォアグランドビデオ信号 VDFRにク口 マキ一で作成したメスマスクビデオ信号 VDFMSKを合成して第 1の合成ビ デォ信号 VDMIX1を発生する。 [0078] この第 1の合成ビデオ信号 VDMIXIの赤色成分、 緑色成分及び青色成分は、 それぞれ第 1の録画用 VTR 33 Aの対応する赤色入力端 R、 緣色入力端 G 及び青色入力端 Bに入力され、 これにより第 1の合成ビデオ信号 V D H i χ ,が 録画されたビデオテープ TMIX1が形成される。 [0079] またビデオ信号処理面路 32は、 メスマスクビデオ信号 VDFMSK及びこれ をローコントラスト化及びソフ トエツヂ化処理してなるローコントラス トソ フトメスマスクビデオ信号 VDLSFMSKを発生し、 これを第 2の録画用 VTR 33 Bの赤色入力端 R、 綠色入力端 Gにそれぞれ入力する。 [0080] なおこの第 2の録画用 VTR 33 Bの青色入力端 Bは常に接地されて黒レ ベルが入力され、 これによりメスマスクビデオ信号 VDFMSK、 ローコントラ スドソフトメスマスクビデオ信号 VDLSFMSK及び黒レベルビデオ信号でなる 第 2の合成ビデオ信号 VDMIX2が録画されたビデオテープ TM1X2が形成され る。 [0081] これにより得られるビデオテ一ブ TMIX1及び TMIX2は、 それぞれ再生用 V TR 34 A及び 34 Bで再生され、 この結果得られる第 1及び第 2の合成 5 ビデオ信号 VDMIX1及び VDMIX2が、 それぞれスィッチ回路 35の第 1及び 第 2の入力端 a及び bに入力され、 その出力端 cを通じて編集録画用 V T R 36に入力される。 [0082] この編集録画用 VTR 3 6からはビデオ信号の 1フレーム毎のタイ ミング でなるフレームパルス PFRM2が VTR制御面路 3 7に送出され、 この結果 V TR制御画路 37は第 1及び第 2の再生用 VTR 34 A及び 34 Bに対して、 3フレーム毎に交互に再生及び停止動作を実行する V T R制御信号 C N T V1 。 及び CNTV11 を送出する。 [0083] さらに VTR制御回路 3 7はこれと共にスィッチ回路 35に対して 3フレ —ム毎に再生中の VTR 3 4 A又は 3 4 B側の第 1又は第 2の入力端 a又は bを選択するスィッチ切換信号 CNTSW,。を送出し、 このようにして編集録 画用 VTR 36は第 1及び第 2の再生用 VTR 3 4 A及び 3 4 Bから送出さ れるビデオ信号 VDM1X1及び VDMIX2について、 3フレーム毎にいわゆる A Bロール編集を実行する。 [0084] これにより、 3フレーム毎交互にフォアグランドビデオ信号 V DFR及びメ スマスクビデオ信号 VDFMSKを合成してなる合成ビデオ信号 VDMIX1の赤色 成分、 緑色成分及び青色成分と、 メスマスクビデオ信号 VDFMSK、 ローコン トラストソフトメスマスクビデオ信号 VDLSFMSK及び黒レベルビデオ信号と が録画されたビデオテープ TMIX1。 が形成される。 [0085] このビデオテープ TMIX1。 は電子ビーム録画装置 1 7で低速度再生され、 これにより得られる合成ビデオ信号 VDMIX1。 が白黒フィルムに電子ビーム 録画され合成作業用フィルム F 20が形成される。 [0086] なお第 4図に示すように、 実際上この合成作業用フィルム F2。には、 フォ アグランドビデオ信号 VDFRにクロマキ一で作成したメスマスクビデオ信号 V DFMSKを合成してなる第 1の合成ビデオ信号 V DMIX,の赤色成分、 緑色成 分及び青色成分に対応する白黒フォアグランドフィルム FMFKR、 FMFRG、 F MFRBと、 メスマスクビデオ信号 V DFMSKZ 、 ローコントラス トソフ トメスマ スクビデオ信号 V DLSFMSK及び黒レベルビデオ信号でなる第 2の合成ビデオ 信号 V DHIX2に対応するメスマスクフィルム FFMSK2 、 口一コントラストソ フ トメスマスクフィルム FLSFMSK及び黒フィルム FBLK が順次 6駒毎に録画 されている。 [0087] この実施例の映画フィルム合成方法の場合、 このようにして得られる合成 作業用フィルム F20中の白黒フォアグランドフィルム FMFRR、 FMFRG. F„F RBは、 それぞれ対応する赤色、 緑色及び青色フィルタを通じて 1駒の反転力 ラーフィルムに合成露光され、 これによりメスマスク中にポジ像でなるフォ ァグランドフィルム FMFR が形成される。 [0088] また同様に合成作業用フィルム F 10のメスマスクフィルム FFMSK2 、 ロー コントラストソフ トメスマスクフィルム FLSFMSKについて、 上述したォプチ 力ルブリンタを 6駒単位のスキップモードで動作させ、 それぞれ白黒フィル ムに焼き付けることにより、 ォスマスクフィルム FMMSK2 、 口一コントラス トソフ トォスマスクフィルム FLSMMSKが形成される。 [0089] これにより、 この映画フィルム合成方法では、 まずバックグランドフィル ム FBKをメインプロジェクタに掛け、 ォスマスクフィルム FMMSK2 及びロー コントラス トソフ トォスマスクフィルム FLSMMSKをバイパックで重合わせて エリアルプロジェクタに掛けて、 カラーネガフィルムを装塡したカメラで撮 影し、 これにより潜像 I L20 が露光される。 続いてフォアグランドフィルム FMFR をメィンプロジェクタに掛け、 潜像 [0090] I L20 が露光されたカラ一ネガフィルムを卷き戻して装塡したカメラで撮影 し、 これにより潜像 IL20 上に潜像 IL21 が二重露光され、 これを現像する ことにより、 バックダランドフィルム FFR及びフォアグランドフィルム FBK を合成し、 後景画像 P I CBKに前景画像 P I CFRを重合わせた合成映画フィ ルム FWA2。を作成し得るようになされている。 [0091] なおこのようにして得られる合成映画フィルム FWA2。は、 第 1図及び第 2 図について上述した合成映画フィルム FWA10とほぼ同様の画質を有し、 また 電子ビーム録画によってフィルム合成作業用のフォアグランドフィルム FMF R1。 の元になる白黒フォアグランドフィルム FMFRR、 FMFRG及び FMFRBと、 ォスマスクフィルム FMMSK2 及び口一コン トラス トソフ トォスマスクフィル ム FLSMMSKの元になるメスマスクフィルム FFMSK2 、 ローコン トラス トソフ トメスマスクフィルム FLSFMSKとを同時に録画することができ、 これにより 電子ビーム録画装置 17の録画時点の相違による特性の変化の影響を未然に 防止し得、 かく して画像位置や寸法ずれのない合成映画フィルム FWA2。を得 ることができる。 [0092] さらにこの合成映画フィルム FWA20の場合、 フォアグランドビデオ信号 V DFRより得られるォスマスクビデオ信号 VDMMSKについて、 ビデオ信号処理 してローコン トラス トソフ トメスマスクフィルム FLSFMSKを得、 これを用い てフィルム合成処理を行うようにしたことにより、 合成映画フィルム FWA、 FWfll に存在する後景画像 P I CBK及び前景画像 P I CFRの境界部分に存在 する不自然さを有効に除去して、 一段と自然な合成映画フィルム FWA2。を得 ることができる。 [0093] 以上の方法によれば、 フォアグランドフィルム FBKをテレシネしてビデオ 信号に変換し、 このフォアグランドビデオ信号 VDFRと、 これにより得られ るマスクビデオ信号 VDMMSKとを所定のビデオ信号処理して、 メスマスクを 合成したフィルム合成作業用のフォアグランドフィルム FMFR の元になる白 黒フォアグランドフィルム FMFRR、 FMFRG及び FHFRBと、 フィルム合成作業 用のマスクフっ ノレム f MMSK3 及ひ FLSMMSKの元になるマスクフィルム F FMS 2 、 F LSFMSKとを同時に電子ビーム録画し、 バックグランドフィルム FFR及 びマスクフィルム FMMSK2 及び FLSMMSKを重合わせて得られる潜像 I L2。 と、 フォアグランドフィルム FMFR の潜像 IL2, とを二重露光するようにしたこ とにより、 高い精度かつ不自然さを有効に除去して、 バックグランドフィル ム FFR及びフォアグランドフィルム FBKを合成して後景画像 P I CBKに前景 画像 P I CFRを重合わせた合成映画フィルム FWA2。を作成し得る映画フィル ム合成方法を実現できる。 [0094] さらに上述の方法によれば、 フォアグランドビデオ信号 V DFRをビデオ信 号処理してメスマスクを合成したフォアグランドフィルム FMFR を作成する ようにしたことにより、 第 1の実施例と比較して、 フィルム合成作業用のメ スマスクフィルム FFMSK1 の作成工程を省略できる。 [0095] またさらに上述の方法によれば、 口一コントラス トソフトォスマスクフィ ルム F LSMMSKを用いるようにしたことにより、 第 1の実施例と比較してフィ ルム合成作業用のソフ トメスマスクフィルム FSFMSK の作成工程を省略でき、 かくして全体として一段と簡易な映画フィルム合成方法を実現できる。 [0096] (3 ) 第 3の実施例 [0097] 第 1図との対応部分に同一符号を付した第 5図において、 40は全体とし て第 3の実施例の映画フィルム合成方法を実行するビデオ信号処理装置を示 し、 第 1の実施例による映画フィルム合成方法において、 境界部分に不自然 さの生じないような後景画像 P I CBK及び前景画像 P I CFRでなる映画フィ ルム FBK及び FFRを重合わせる際に適用し得るようになされている。 [0098] すなわちこの場合、 編集録画用 VTR 1 3で 1フレーム毎交互にフォアグ ランドビデオ信号 VDFR及びォスマスクビデオ信号 VDMMSKが繰り返された 合成ビデオ信号 VDFRMMが録画されたビデオテープ TFRMMは、 電子ビーム録 画装置 1 7に入力されて電子ビーム録画に応じて低速度再生され、 1フレー ム毎に 3駒分の白黒フィルムに録画され第 1の合成作業用フィルム F 3。が形 成される。 [0099] なお第 6図に示すように、 実際上この第 1の合成作業用フィルム F 3。には、 フォアグランドビデオ信号 V D FRの赤色成分、 緑色成分及び青色成分に対応 する白黒フォアグランドフィルム F FRR、 FRG 、 FRB と、 ォスマスクビ デォ信号 V DMMSKが反転されてなる 3駒分のメスマスクフィルム FFMSK3 が 順次 6駒毎に録画されている。 [0100] この実施例の映画フィルム合成方法の場合、 このようにして得られる第 1 の合成作業用フィルム F 30は 3駒毎にそれぞれ色合成処理が行われ、 この結 果白黒フォアグランドフィルム F FRR 、 Γ FRG 、 Γ FRB が、 それぞれ対応す る赤色、 緑色及び青色フィルタを通じて 1駒の反転カラーフィルムに合成露 光されて、 ブルーバックにポジ像でなるフォアグランドフィルム FFR20が形 成され、 続く 3駒分のメスマスクフィルム FFMSK3 が赤色、 緑色及び青色フ ィルタを通じて 1駒の反転カラ一フィルムに合成露光されて、 ォスマスクフ ィルム F MMSKZ が形成される。 [0101] このようにして 1駒毎に交互にフォアグランドフィルム FFR10とォスマス クフィルム FMMSKが録画されてなる第 2の合成作業用フィルム F31が形成さ れる。 [0102] この第 2の合成作業用フィルム F31のフォアグランドフィルム FFR2。につ いて、 ォプチカルプリ ンタを 1駒単位のスキップモードで動作させて反転力 ラーフィルムに合成露光し、 これによりブルーバックにポジ像でなるフォア グランドフィルム FFR21が形成される。 [0103] また同様に第 2の合成作業用フィルム Fa,のォスマスクフィルム FMMSK2 について、 ォプチカルプリンタを 1駒単位のスキップモードで動作させて白 黒フィルムに露光し、 これによりォスマスクフィルム FMMSK2 を反転してな るメスマスクフィルム FFMSK4 が形成される。 [0104] さらにこのメスマスクフィルム FFMSK4 について白黒フィルムを密着焼き 付けすることにより、 メスマスクフィルム FFMSK4 を白黒反転してなるォス マスクフィルム F MMS 3 が形成される。 [0105] これによりこの映画フィルム合成方法では、 まずバックグランドフィルム [0106] FBK及びォスマスクフィルム FMMSK3 をバイパックで重合わせてォプチカル プロジェクタに掛け、 カラーネガフィルムを装璦したカメラで撮影し、 これ により潜像 IL30 が露光される。 [0107] 続いてフォアグランドフィルム FFR21及びメスマスクフィルム FFMSK4 を バイパックで重合わせてォブチカルプロジェクタに掛け、 潜像 Ιι_30 が露光 されたカラーネガフィルムを巻き戻して装塡したカメラで撮影し、 これによ り潜像 IL3。 上に潜像 IL31 が二重露光され、 これを現像することによりバ ックグランドフィルム FFR及びフォアグランドフィルム FBKを合成し、 後景 画像 P I CBKに前景画像 P I CFRを重合わせた合成映画フィルム FWA3。を作 成し得るようになされている。 [0108] 以上の方法によれば、 映画フィルムを重合わせる際に境界部分に不自然さ の生じない後景画像 P I CBKに前景画像 P I CFHをフィルム合成する際には、 ソフトマスクを形成することなくフィルム合成作業を実行し得、 かく して一 段と容易な映画フィルム合成方法を実現できる。 ( 4 ) 第 4の実施例 [0109] 第 3図との対応部分に同一符号を付した第 7図において、 5 0は全体とし て第 4の実施例の映画フィルム合成方法を実行するビデオ信号処理装置を示 し、 第 2の実施例による映画フィルム合成方法において、 境界部分に不自然 さの生じないような後景画像 P I CBK及び前景画像 P I CFRでなる映画フィ ルム FBK及び FFRを重合わせる際に適用し得るようになされている。 [0110] この場合フォアグランドビデオ信号 V DFRが録画されたビデオテープ TFR が再生用 VTR 3 1で再生され、 ビデオ信号処理回路 5 1に入力される。 このビデオ信号処理画路 5 1はクロマキ一を含んで構成されており、 フォ アグランドビデオ信号 V DFRの 1フレーム毎にフォアグランドビデオ信号 V DFRにクロマキ一で作成したメスマスクビデオ信号 VDFMSKを合成して第 1 の合成ビデオ信号 VDMIX1を発生する。 [0111] この第 1の合成ビデオ信号 VDMIX1の赤色成分、 緑色成分及び青色成分は、 それぞれ第 1の録画用 VTR 33 Aの対応する赤色入力端 R、 緑色入力端 G 及び青色入力端 Bに入力され、 これにより第 1の合成ビデオ信号 VDMIX1が 録画されたビデオテープ TMIX1が形成される。 [0112] またこの実施例の場合、 ビデオ信号処理回路 5 1からはメスマスクビデオ 信号 VDFMSKが、 第 2の録画用 VTR 3 3 Bに入力され、 これにより 3駒分 のメスマスクビデオ信号 V DFMSKが録画されたビデオテープ TMIX2。 が形成 される。 [0113] これにより得られるビデオテープ TMIX1及び TMIXZ。 は、 それぞれ再生用 VTR 34 A及び 34 Bで再生され、 この結果得られる第 1及び第 2の合成 ビデオ信号 VDMIX1及び VDMIX2。 力く、 それぞれスィッチ回路 3 5の第 1及 び第 2の入力端 a及び bに入力され、 その出力端 cを通じて編集録画用 V T R 36に入力される。 この編集録画用 VTR 36からはビデオ信号の 1フレーム毎のタイミング でなるフレームパルス PFRM2が VTR制御面路 37に送出され、 この結果 V TR制御回路 37は第 1及び第 2の再生用 VTR 34 A及び 34 Bに対して、 3フレーム毎に交互に再生及び停止動作を実行する V T R制御信号 C N T V1 。 及び CNTV11 を送出する。 [0114] さらに VTR制御回路 37はこれと共にスィッチ回路 35に対して 3フレ —ム毎に再生中の VTR 34A又は 34 B側の第 1又は第 2の入力端 a又は bを選択するスィッチ切換信号 CNTSW10を送出し、 このようにして編集録 画用 VTR 3 6は第 1及び第 2の再生用 VTR 34A及び 34 Bから送出さ れるビデオ信号 VDHIX1及び VDHIX2。 について、 3フレーム毎にいわゆる A Bロール編集を実行する。 [0115] これにより、 3フレーム毎交互にフォアグランドビデオ信号 V DFR及びメ スマスクビデオ信号 VDFMSKを合成してなる合成ビデオ信号 VDMIX21 の赤 色成分、 緑色成分及び青色成分と、 メスマスクビデオ信号 VDFMSKとが録画 されたビデオテープ TMIX21 が形成される。 [0116] このビデオテープ TMIX21 は電子ビーム録画装置 38で低速度再生され、 これにより得られる合成ビデオ信号 VDMIX21 が白黒フィルムに電子ビーム 録画され合成作業用フィルム F 40が形成される。 [0117] なお、 第 8図に示すように、 実際上この合成作業用フィルム F4。には、 フ オアグランドビデオ信号 VDFRにクロマキ一で作成したメスマスクビデオ信 号 VDFMSKを合成してなる合成ビデオ信号 VDMIX21 の赤色成分、 緑色成分 及び青色成分に対応する白黒フォアグランドフィルム FMFRR、 FMFRG、 FMF RBと、 3駒分のメスマスクフィルム FFMSK5 が順次 6駒毎に録画されている。 この実施例の映画フィルム合成方法の場合、 このようにして得られる合成 作業用フィルム F4。中の白黒フォアグランドフィルム FMFRR、 FMFRG、 FMF RBは、 それぞれ対応する赤色、 緑色及び青色フィルタを通じて 1駒の反転力 ラーフィルムに合成露光され、 これによりメスマスク中にポジ像でなるフォ アグランドフィルム FMFR1が形成される。 [0118] また同様に合成作業用フィルム F 4。のメスマスクフィルム FFMSK5 を白黒 フィルムに焼き付けることにより、 ォスマスクフィルム FMMSK4 が形成され る。 [0119] ' これによりこの映画フィルム合成方法では、 まずバックグランドフィルム FBK及びォスマスクフィルム FMMSK4 をバイパックで重合わせてォプチカル プロジェクタに掛け、 カラーネガフィルムを装塡したカメラで撮影し、 これ により潜像 I 。 が露光される。 [0120] 続いてフォアグランドフィルム FMFR1をメィンプロジェクタに掛け、 潜像 I L 40 が露光されたカラ一ネガフィルムを巻き戻して装塡したカメラで撮影 し、 これにより潜像 I 。 上に潜像 I i が二重露光され、 これを現像する ことにより、 バックグランドフィルム FFR及びフォアグランドフィルム FBK を合成し、 後景画像 P I CBKに前景画像 P I CFRを重合わせた合成映画フィ ルム FWA4。を作成し得るようになされている。 [0121] 以上の方法によれば、 映画フィルムを重合わせる際に境界部分に不自然さ の生じない後景画像 P I CBKに前景画像 P I CFRをフイルム合成する際には、 ソフ トマスクを形成することなくフィルム合成作業を実行し得、 かくして一 段と容易にフィルム合成方法を実現できる。 [0122] ( 5 ) 他の実施例 [0123] (5— 1 ) 上述の実施例において、 マスクフィルム及び映画フィルム等を重 焼きしたり又は二重露光する光学装置として、 バイパックを有するォブチカ ルブリンタゃエリアルプリンタ等を用いた場合について述べたが、 本発明は これに限らず、 要は上述したように重焼きや二重露光できれば他の種々の光 学装置を用いるようにしても良い。 [0124] (5— 2 ) 上述の実施例においては、 ビデオ信号を映画フィルムに録画する 際に、 電子ビーム録画装置を用いた場合について述べたが、 これに限らず、 レーザ録画装置等種々のものを用いても上述の実施例と同様の効果を実現で きる。 [0125] (5 - 3 ) 上述の実施例においては、 前景画像 P I CFRが撮影された映画フ ィルムをビデオ信号処理した場合について述べたが、 本発明はこれに代え、 後景画像 P I CBKが撮影された映画フィルムをビデオ信号処理してマスクフ イルム及び中間フィルムを作成し、 これにより前景画像 P I CFRが撮影され た映画フィルム及び後景画像 P I CBKが撮影された映画フィルムをフィルム 合成するようにしても上述の実施例と同様の効果を実現できる。 [0126] (5 -4 ) 上述の実施例においては、 前景画像及び後景画像が撮影された映 画フィルムを合成する場合について述べたが、 本発明はこれに限らず、 要は 第 1の画像が撮影された映画フィルム及び第 2の画像が撮影された映画フィ ルムを合成する場合に広く適用して好適なものである。 [0127] 符号の説明 [0128] 1 A、 I B……テレシネ装置、 2……ビデオ信号合成装置、 5、 5 A、 5 B、 1 7、 38……電子ビーム録画装置、 1 0、 30、 40、 50…."ビデ ォ信号処理装置、 1 1 A、 1 1 B、 3 1、 3 4A、 34 B……再生用 VTR、 1 3、 36……編集録画用 VTR、 33 A. 33 B……録画用 VTR、 1 5 ……低速度再生用 VTR、 32、 5 1……ビデオ信号処理回路。
权利要求:
Claims請求の範囲 1 . 第 1の画像が撮影された第 1の映画フィルム及び第 2の画像が撮影され た第 2の映画フィルムを合成する際に、 上記第 1の映画フィルムをビデオ信号に変換し、 当該ビデオ信号について 所定のビデオ信号処理してフィルム合成作業に必要な中間フィルム及びマス クフィルムを作成し、 上記第 2の映画フィルム及び上記マスクフィルムを重合せて得られる第 1 の潜像を所定の生フィルム上に露光し、 当該生フィルム上に、 上記中間フィルム及び上記マスクフィルムを重合せ て得られる第 2の潜像を露光するようにした ことを特徴とする映画フィルム合成方法。 第 1の画像が撮影された第 1の映画フィルム及び第 2の画像が撮影された 第 2の映画フィルムを合成する際に、 第 1の映画フィルムをビデオ信号に変 換して所定のビデオ信号処理して、 フィルム合成作業に必要な中間フィルム 及びマスクフィルムを作成し、 生フィルム上に中間フィルム及びマスクフィ ルムを重合せて得られる潜像と、 第 2の映画フィルム及びマスクフィルムを 重合せて得られる潜像とを二重露光するようにしたことにより、 高い精度で 第 1の映画フィルム及び第 2の映画フィルムを合成して第 1の画像に第 2の 画像を重合わせた合成映画フィルムを容易に作成し得る映画フィルム合成方 法を実現できる。
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引用文献:
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申请号 | 申请日 | 专利标题 JP6202590A|JPH03262388A|1990-03-13|1990-03-13|Movie film synthesis method| JP2/62025||1990-03-13||DE1991621816| DE69121816T2|1990-03-13|1991-03-13|Verfahren zur synthese kinematographischer filme| EP19910906266| EP0472742B1|1990-03-13|1991-03-13|Motion-picture synthesizing method| US07/773,963| US5563668A|1990-03-13|1991-03-13|Motion picture film composition method| KR91701597A| KR950008706B1|1990-03-13|1991-03-13|영화필름 합성방법 및 장치| 相关专利
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